2012年 09月 17日
マーラー第9番 |
9月16日(日)午後、NHKホールで行われたNHK交響楽団の演奏会に行ってきました。
プログラム
1、演奏曲 マーラー:交響曲 第9番 二長調
2、指揮 :アンドレ・プレヴィン
3、演奏 :NHK交響楽団
指揮者のアンドレ・プレヴィンは、この楽団の首席客演指揮者で今月より名誉客演指揮者に就任しましたが、
83歳という高齢のため、杖をつきながら付き人に付き添われてステージに登場し、指揮も椅子に座ったまま行われました。
従って、激しい指揮の動作はできませんでしたが、その分オケの方がカバーし納得のいく演奏会で、万雷の拍手に讃えられて終了しました。
演奏された「マーラー9番」は、マーラーが、1910年、まもなく50歳という時に作曲された最後の交響曲で、実際にはその前に作曲された「大地の歌」が9番目でしたが、番号をつけないままにして、交響曲9番で
有名なベートーベン、シューベルト、ブルックナーと同様にしたかったというエピソードがあるそうです。
今年5月に98歳で亡くなった有名な音楽評論家の「吉田秀和」さんの著書「マーラー」の中でこの9番は、
膨大なオーケストラ編成で金管、木管、弦の独奏、合奏が時折変わる為、極度に合奏に長じた飛び切り優秀な交響楽団でないと演奏できない。と書かれております。
演奏会場は、満席でマーラーフアンの多さに感心しましたが、充実した休日の午後でした。
プログラム
1、演奏曲 マーラー:交響曲 第9番 二長調
2、指揮 :アンドレ・プレヴィン
3、演奏 :NHK交響楽団
指揮者のアンドレ・プレヴィンは、この楽団の首席客演指揮者で今月より名誉客演指揮者に就任しましたが、
83歳という高齢のため、杖をつきながら付き人に付き添われてステージに登場し、指揮も椅子に座ったまま行われました。
従って、激しい指揮の動作はできませんでしたが、その分オケの方がカバーし納得のいく演奏会で、万雷の拍手に讃えられて終了しました。
演奏された「マーラー9番」は、マーラーが、1910年、まもなく50歳という時に作曲された最後の交響曲で、実際にはその前に作曲された「大地の歌」が9番目でしたが、番号をつけないままにして、交響曲9番で
有名なベートーベン、シューベルト、ブルックナーと同様にしたかったというエピソードがあるそうです。
今年5月に98歳で亡くなった有名な音楽評論家の「吉田秀和」さんの著書「マーラー」の中でこの9番は、
膨大なオーケストラ編成で金管、木管、弦の独奏、合奏が時折変わる為、極度に合奏に長じた飛び切り優秀な交響楽団でないと演奏できない。と書かれております。
演奏会場は、満席でマーラーフアンの多さに感心しましたが、充実した休日の午後でした。
by s-calaf
| 2012-09-17 17:25
| クラシック